言わずと知れた、イタリア高級ワインの代名詞のひとつ。アパッシメント(陰干し)して凝縮感を高めた余韻の長い絶品ワインをお届けいたします。
言わずと知れた、イタリア高級ワインの代名詞のひとつ。アパッシメント(陰干し)して凝縮感を高めた余韻の長い絶品ワインをお届けいたします。
第2回目にしてマニアックな2銘柄が登場。ドルチェットを侮ることなかれ!長期熟成に耐えうる偉大な2本を発掘いたしました!
今やシャンパーニュの2倍近い生産量を誇り、世界中で売れに売れているプロセッコ。
生産地域も広いため、プロセッコのDOCとDOCGでは規定、味わい、格が大分違うのをご存知ですか?
ドルチェットを侮ることなかれ!第2弾。3つのドルチェットDOCGは語ることが盛りだくさんです!長期熟成のポテンシャルが高いドリアーニを2アイテム。
一般的に知られているようで詳しくは知らないアイテムのひとつ。現地の人に聞いて初めて知る話がたくさんありました。お届けするワインには珍しいスプマンテのGAVIも登場いたします!
首都ローマが位置するラツィオ州の2銘柄。生産エリアもローマ近郊です。共に2011年にDOCGに昇格しました。
厚みのある白ワインと、デリケートな味わいの甘口ワインをお届けいたします。
食の町ボローニャ近郊の銘柄です。色調はしっかりとした麦わら色で、程よいタンニンも感じます。ワイン単体で飲むよりも、食事と合わせて飲むことで更に美味しさの増すワインです。
ソアヴェと名の付く2銘柄をお届けします。普段よく見かけるソアヴェの多くはDOCのもの。DOCGのソアヴェは一体なにが違うのでしょうか。
バローロと並ぶピエモンテ州の銘酒です。非常に華やかなネッビオーロには、やはり偉大さを感じます。これぞ最高格付けの醍醐味。是非スペシャルなシーンでお楽しみください。
イタリアワインの中でも特に有名な銘柄。クオーレ・デル・キャンティと呼ばれる歴史的なエリアで造られるのがキャンティ・クラッシコDOCGで、キャンティDOCGとは区別されています。
2010年に昇格したバジリカータ州唯一のDOCGワイン。良い具合に熟成したバックヴィンテージも譲っていただけることになりましたので、同じアイテムを垂直でお届けします。尚、バックヴィンテージは2008年のため、DOCとなります。歴史も感じられますね。
白ワインで最初にDOCGに昇格したのがこのアルバーナ・ディ・ロマーニャ。2011年より生産地域であるロマーニャの名をより強調させるために銘柄名が変更されました。地元で愛飲されているすっきりとした白ワインと、ご紹介せずにはいられないほど非常にレベルの高い甘口ワインをお届けします。
サンジョヴェーゼ主体で造られるトスカーナ州の2銘柄。生産地域も隣合っていて、それぞれの個性の違いがわかりにくいように思われますが、そこを解説いたします。お送りするワインは共にリゼルヴァで2015年ヴィンテージです。
南イタリアのカンパーニア州を代表する白ワインのひとつ。太陽いっぱいの地中海ワインのイメージがありますが、生産エリアは内陸部で山のワインです。フレッシュ感がありつつ、長期熟成のポテンシャルを持つ大変魅力的な銘柄です。
南のバローロと呼ばれる偉大な銘柄タウラージと並んで、カンパーニア州で2011年に昇格したもう一つのアリアニコ。日本ではまだそれほど多く出回っておらず、どのような違いがあるのかもあまり知られていません。ロゼワインとして初めてDOCGに昇格した銘柄でもあります。
独自の文化を持つサルデーニャ島における唯一のDOCGワインは魚介類に合わせたくなるような海を思わせる白ワイン。ヴェルメンティーノ種は島全土で造られていますが、DOCGを名乗れるのは北部の限定エリアのワインのみ。親しみやすく、非常に人気のある銘柄です。
1716年、トスカーナ大公によってイタリアで最初の原産地呼称に指定された歴史的銘柄ですが、生産者は10社程度しかありません。サンジョヴェーゼ主体に国際品種を混ぜなければならないという珍しい規定がありますが、その理由は歴史的背景にありました。
圧倒的に赤ワインが多いトスカーナ州における唯一の白ワインDOCG。中世の雰囲気が残る塔の町サン・ジミニャーノは観光地としても非常に有名で、この町の周辺で造られる人気の銘柄です。軽やかに楽しむフレッシュなタイプと、熟成が効く偉大なタイプをお届けいたします。
南イタリアのバローロとも言われるタウラージ。スパイシーで骨太!
3年以上の熟成を経たのちのリリースが義務付けられており、長期熟成のポテンシャルが高い偉大な銘柄の1つです。このワインが生まれた小さな町タウラージについても旅マガジンでご案内いたします。
トゥーフォ(凝灰石の意味)村で造られる、カンパーニア州を代表する白ワインのひとつ。お届けするワインの生産者は1648年創業、貴族ワイナリーのカンティーネ・ディ・マルツォ。19世紀~20世紀にかけて鉱山で栄えたトゥーフォ村の歴史も取材しました。
生産エリアはイタリア中部マルケ州
州都アンコーナ周辺。アドリア海に面しており、海の影響を受ける地域です。モンテプルチャーノ主体で造られる濃厚赤ワインですが、生産者数も少なく、あまり多くは出回ってはいない銘柄です。
イタリアを代表する赤ワインのひとつ、キャンティが登場。世界中に名を馳せたこのスター銘柄は歴史やサブゾーンなど、ストーリーも華やかです。キャンティの生産者が造る2020年産
ノヴェッロのオリーブオイルもあわせてお届けいたします。
日本で最も手に入れにくいDOCGの一つ、北イタリアはフリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州のラマンドロが登場。魅惑的な濃いめの黄金色が特徴。遅摘みのブドウから造られ、ほんのりと甘さも感じる白ワインです。
中部イタリア、マルケ州を代表する土着品種ヴェルディッキオは酸味、ミネラル、果実味のバランスが非常に良いことで知られ、日本でも多くの場面で飲まれています。2010年にリゼルヴァのみがDOCGとして昇格しました。気兼ねなく楽しめるDOCのヴェルディッキオと共にお届けします。
白ワインの多いラツィオ州において、最初にDOCGに昇格した赤ワイン。
スパイシー且つ親しみやすいチェーザネーゼの古い歴史にはローマとの深い関りがありました。
ヴァルテッリーナ渓谷はスイスとの国境にも近い北部に位置します。バローロと同じネッビオーロ種100%で造られますが、ここではキアヴェンナスカと呼ばれており、ピエモンテのネッビオーロとはまた少し違う趣きが感じられる銘柄です。
ローマ教皇をはじめ、フランス王室やロシア皇帝も愛飲されていたワイン、ピコリット。ひと房に付くブドウの果粒が少ない上にアパッシメントをするため、生産量は極僅かです。貴重且つ入手困難なことで知られる、優美でまろやかな味わいの甘口ワイン。
陰干し濃厚!スーパーネッビオーロ。
キアヴェンナスカ(ネッビオーロ)種をアマローネのようにアパッシメントして造られる濃厚な赤ワインです。高級ワインの良いとこ取りをして造られたようなハイグレード銘柄ですが、生産量はまだ多くないため希少とも言えます。
2011年に昇格した新しいDOCGで、生産者は現在たったの4社のみ。土着品種フリウラーノを50%以上使用し、残りはソーヴィニヨン、シャルドネ、ピノ・ビアンコなどをブレンドして造られます。品種の個性が感じられる100%フリウラーノ種で造られた、フリウリ・イソンツォDOCと共にお届けします。
ピエモンテ州の地元民に愛されているバルベーラ種主体。控えめなタンニンと綺麗な酸味、華やかさが特徴の黒ブドウ品種でDOCGには3銘柄登場しますが、今回はそのPart1。アスティ地方のバルベーラです。
カネッリ村とアスティ・スプマンテは「ピエモンテのブドウ畑の景観」の一つとして2014年6月ユネスコ世界遺産に登録されました。モスカート(=マスカット)種100%で造られる香り高いスプマンテです。お届けするのはモスカートの頂点とも言える生産者CA D’GALの2本。圧倒的な品質の違いをお楽しみください。
共にイタリアワインの王様と称されるバローロと同じ品種ネッビオーロ主体で造られる、ピエモンテ州の長期熟成向きワインです。生産エリアはセージア川の左岸と右岸に位置することから土壌が異なり、それぞれ重厚感があり男性的 、繊細で女性的とニュアンスが変わってきます。共に10年以上の熟成を経たお宝を発掘しました。
希少品種である黒ブドウのモスカート・ディ・スカンツォは、月の石と呼ばれる特徴的な石灰岩土壌で栽培されます。香り高い甘口ワインの生産量は極少且つ高額なことから、最も入手困難なDOCGのひとつに挙げられています。
生産エリアが州都ミラノから車で1時間ほどの立地であることも背景にあり、ファッションイベントやパーティーなどで欠かせないワインとなった瓶内二次発酵で造られるスプマンテ。最高のラグジュアリー感を味わえるピノ・ネロ100%の極上フランチャコルタをお届けします。
世界一強靭なタンニンを持つ品種サグランティーノ。栽培されているのはイタリアのへそと呼ばれるウンブリア州のまさにど真ん中。ここだけで造られる閉ざされた神秘的なワインです。100%サグランティーノで造られるDOCGと、サンジョヴェーゼを主体として造られるDOCのモンテファルコ ロッソと共にお届けします。
高貴なワインというその名の通り、サンジョヴェーゼの気品さを楽しめるワイン。昔から名声が高い銘柄で、DOCG昇格は1980年と最も早く認定された銘柄のひとつ。1000年以上の歴史を持つ貴族生産者のとっておきヴィンテージ2016を2本お届けします。
おかげさまで月刊DOCGは創刊3周年を迎えることができました。3月はDOCGではありませんが、最高格付けと並んで人気のカテゴリーを特別にご紹介。お届けワインもスーパーです!
フランチャコルタが有名なロンバルディア州においてもう一つ、躍進しているスプマンテがあります。オルトレポ―・パヴェ―ゼはクオリティの高いピノ・ネロの生産地。黒ブドウから造られる泡2本をお届けします。
4生産者しかいない極小のDOCG。イタリアの中央、ウンブリア州で造られた凄いサンジョヴェーゼをご紹介します。トスカーナの雰囲気とは少し異なっており、サンジョヴェーゼの偉大性を感じる重厚感が楽しめます。旅マガジンでは近隣の世界遺産「アッシジ」にも立ち寄ります。
銘酒アマローネの生産エリアで紀元前から造られ、大切にされている甘口ワイン。アマローネと同じブドウ品種を使用しています。醸造も同じようにアパッシメントをして造られるワインですが、どのような点が異なるか探究します。
中部イタリア、マルケ州の奥地、セッラペトローナ村の黒ブドウで造られる超レアスプマンテは、40%以上のアパッシメントが義務付けられています。現地でさえも滅多に入手できない幻のワインです。
誠に申し訳ございませんが、8月は休刊とさせていただき、9月に2銘柄4本をお届けさせていただきます。何卒ご容赦くださいませ。
(お支払いにつきましては、9月に2ヶ月分23,100円のご請求となります)
イタリア半島の踵部分、プーリア州が登場です。世界遺産としても知られるカステル・デル・モンテ近郊における1つの生産エリアにおいて、3つのDOCGが認められています。そのうちの赤ワイン2銘柄を比較検証しながら特集する合併号です。
(お支払いにつきましては、2ヶ月分23,100円のご請求となります)
生産エリアは9月と同じカステル・デル・モンテ近郊。ロゼだけが認められている唯一のDOCGです。ロゼの生産量が多いプーリア州の中でも土着品種ボンビーノ・ネーロ主体で造られる注目の銘柄です。
2010年にDOCGに昇格したワインで、日本ではまだほとんど見かけることはありません。Fior d’Arancio(オレンジの花)という名前が付いている通り、優しくオレンジのような華やかな香りが広がる心地よいスプマンテ。モスカート・ジャッロ種を主体に造られ、ほんのり甘やかさを感じます。
1980年に最初に認定されたDOCGのひとつ。銘醸地トスカーナ州が誇る偉大なワイン「ブルネッロ」の登場です。サンジョヴェーゼ・グロッソ100%で造られるとっておきの1本。香の複雑さ、奥深さ、味わいの余韻の長さなど、どうぞご堪能ください。
アスティの北東に位置するカスタニョーレ・モンフェッラートを中心に栽培される「ルケ」は、バラの香りがする特徴的な土着品種。柔らかい味わいで飲み進むエレガントなワインです。市場にはあまり出回っていない希少銘柄です。
生産エリアはアマローネの西側でブドウ品種もほぼ同様。ガルダ湖畔の温暖な気候の中で造られる親しみやすい赤ワインです。比較として、バルドリーノDOCとキアレットと呼ばれるこの地域で人気のロゼワインもお届けいたします。
ラボーゾ・ピアーヴェという土着品種で造られる、激レアワイン。お届けワインはフレッシュなタイプと、ブドウを遅摘みしたことによるしっかりとした骨格のタイプの2種類です。現地では鰻の炭火焼きに合わせます。
ロエロというDOCGでは、白ワインと赤ワインが造られています。白はアルネイス種のフレッシュで華やかなタイプ。赤はネッビオーロ種の濃厚でしっかりとした味わい。生産エリアはアルバの北を流れるタナロ川の北側に広がっています。
ピエモンテ州の土着品種バルベーラを主体に造られる2銘柄がテーマ。ニッツァという地域で造られるDOCGと、その周囲の広域で造られる別銘柄のバルベーラ・デル・モンフェッラート スーペリオーレDOCGを解説します。
ヴェネト州マラノッテ村で土着品種ラボーゾを主体に造られる激レアワイン。15~30%のアパッシメントが義務付けられているフルボディのDOCGと、ベーシックなDOCのラボーゾの2種類をお届けします。
ピエモンテ州土着の黒ブドウ、ブラケット種100%で造られる赤甘とロゼのスプマンテをお届けします。赤系果実やバラの花といった華やかな香りが印象的。共にヴィンテージ入りです。
ヴェネト州とフリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州の2州に跨るDOCGです。このエリアでは「トカイ」もしくは「タイ」と呼ばれるフリウラーノ種を使ったミネラリー&骨格のある白ワインをお届けします。
コッリ・ディ・コネリアーノはプロセッコで有名な生産エリアにおいて、白、赤、そして甘口ワインまで様々なブドウ品種を用いて造られているユニークなDOCGです。DOCGでは珍しく、国際品種を使用した白と赤の2種類をお届けします。
ギリシャやアラブ、スペインなど、様々な文化の名残が見られるシチリア州で唯一のDOCGはシチリアのピノ・ネーロとも呼ばれる赤ワインです。生産エリアは島の南部で、ワインは2種類の土着品種ネーロ・ダーヴォラとフラッパートのブレンドで造られます。
中部イタリアのマルケ州を代表する品種ヴェルディッキオ。マテリカというアペニン山脈寄りの町近郊で造られる、酸とミネラルがしっかりとした「山の白ワイン」です。2010年よりリゼルヴァがDOCGとなりました。早飲みタイプDOCとの比較をお楽しみください。
生産エリアはトリノの北側。湖やアルプス山脈が美しいエリアで、穴場のリゾート地です。冷涼な気候と氷堆積土壌、そして独特の地形が育んだ土着品種エルバルーチェ100%の白ワイン。青リンゴやライチ、ハーブなどの爽やかな香りとミネラル感が印象的な心地の良い味わいです。
イタリアワインの王様バローロの登場です!長期熟成のポテンシャルが高く、高級ワインの代名詞のひとつですが、DOCG昇格となった1980年頃はあまり飲まれる機会がないワインでした。どのようにして人気銘柄に成長していったのでしょうか。お届けは単一畑ブッシアです!
シャルドネもしくはピノ・ネーロで造られる瓶内二次発酵のスプマンテです。近年、ピエモンテ州のレストランのワインリストには筆頭にアルタ・ランガが記載されています。フランチャコルタより厳しく、30ヶ月以上の熟成、ヴィンテージ入りが規定です。エクストラ・ブリュットとパ・ドゼをお届けします。
2020年にDOCGとなったばかりの急成長中を遂げる新しい銘柄です。生産エリアはロエロDOCGの東側。白はアルネイス、赤はネッビオーロ主体。ランゲ地方とは異なる土壌で、尚且つロエロ地方よりも砂質が多いことから、ワインは口当たりが柔らかくエレガントな味わいとなります。
プーリア州で人気の高い黒ブドウと言えば果実味たっぷりのプリミティーヴォ。赤ワインは多く出回っていますが、希少な甘口ワインこそがこの州で最初に昇格したDOCGです。珍しいプリミティーヴォのロゼスプマンテと共にお届けします。
ヴェネト州アルプス山脈の麓。ヴァルドッビアーデネの町の南側で造られる香り高いプロセッコと、ほぼ同じ生産エリア造られるカベルネ・ソーヴィニヨン主体のフルボディの赤ワイン。2つの銘柄をお届けします。
カジュアルなワインが有名なモンテプルチャーノ・ダブルッツォ。よく聞く銘柄名ではありますが、限定された地域で造られる長期熟成向きのタイプがDOCGとなっています。10年以上熟成した旨味たっぷりの赤2本をお届けします。
ソアヴェの生産エリアの東側でガルガーネガを100%使用して伝統的に造られている、黄金色をした甘口ワインです。少しだけ甘味を感じる珍しいスプマンテもDOCGとなっています。ミネラル分を多く含む火山性の土壌が特徴的な地域です。
生産エリアは中部イタリアのマルケ州南部。白ワインと赤ワインで計3タイプがDOCGに認められている銘柄です。お届けはフレッシュなパッセリーナ種100%と、木樽熟成のペコリーノ種100%。共に白ワインとなります。
生産地はトスカーナ州南部のティレニア海沿い。主に、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローを使ったボルドータイプの赤ワインが造られています。ボルゲリと似た地理的条件を持ちますが、それとの違いを探ってみましょう。ワインはバックヴィンテージの2013年をお届けします。
2019年に誕生したばかりの新しいDOCG。生産者は3社のみで、認定されているブドウ畑はわずか18ヘクタールしかない極小銘柄です。お届けはペコリーノ種の白ワインとモンテプルチャーノ種の赤ワイン。どちらも骨格があり満足度の高い味わいです。