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イタリアの郷土料理として、地域ごとに多様な姿をみせるパスタ。日本ではなかなか味わえない、多種多彩な本場のパスタ料理を完全再現してお届けします。生パスタ全12種に、レストランのつくるパスタソース全24種が、テキストブックとともにみなさんの食卓へ。パスタが生まれた歴史的な背景から、それを今に受け継ぐ料理人の技と知、そして食材生産者さんのこだわりまで、“パスタを包む文化まるごと”をぜひ味わってみてください。
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その土地なくして、そのパスタは語れず。「パスタ大好き!」でお届けするパスタとソースは、イタリアの郷土料理として、今もそれぞれの地域に脈々と受け継がれているものです。1年間、全12回でお届けする内容を以下に紹介します。
故郷:リグーリア州
海風と降り注ぐ太陽の下で育てられたバジリコはリグーリア州を代表する鮮やかな緑色のソース。
右:タコのラグー豊かなティレニア海で獲れる新鮮なタコの旨味を最大限に活かした煮込みソースは沿岸部の定番料理。
故郷:サルデーニャ州
サルデーニャ島南西部のカンピダーノ平野伝統のフェンネル風味の名物サルシッチャを炒めてトマトで煮込んだソース。
右:マグロのラグーサン ピエトロ島の中心街カルロフォルテはマグロ漁における一大基地。そこで水揚げされた新鮮なマグロを軽く煮込んだ名物ソース。
フォーカス:シチリア州
かつて島の覇権をめぐる戦い中、兵士の食糧として誕生したと言われる歴史がある。新鮮なイワシと自生するフェンネルは、この島の代名詞的なパスタソース。
右:茄子とトマトのノルマ風シチリア出身の偉大な作曲家ベッリーニの代表作から命名された。揚げ茄子とトマト、バジリコの組み合わせがいかにも南イタリアらしい。
故郷:アブルッツォ州
アブルッツォ州、ラツィオ州、ウンブリア州の境目にある小さな村アマトリーチェが由来のソースは、アマトリチャーナ協会が提言している公式レシピを再現。
右:仔羊のラグー羊飼いたちが牧羊中の食糧として羊を捌き煮込んで誕生したラグーはキタッラを最も代表するソース。
故郷:トスカーナ州
トスカーナ人には欠かせない食材の一つである猪。地元のサンジョヴェーゼで香味野菜やハーブを加えたラグーソースはトスカーナの看板料理。
右:ポルチーニイタリアの秋の風物詩ポルチーニの産地としても有名なトスカーナ。余計な味付けはせずに香り高いポルチーニを贅沢に楽しめるソースに仕上がっている。
故郷:ピエモンテ州
ランゲ地方の素朴な農民料理だが、鶏レバーとトマト、地元のワインで煮込んだコクのある濃厚なソース。
右:サルシッチャと赤ワインイタリア各地にあるこの組合わせ。ピエモンテ産ワインを贅沢に使った秀逸なの銘醸地ならではの味わい。
故郷:ピエモンテ州
文化的に密接な関係のあるお隣アオスタ州のフォンティーナチーズをたっぷり使った文字通り「フォンデュ」を包んだ定番の仕立て。味も栄養もこの地の寒い冬には欠かせない。
右:混成肉牛、仔牛、豚、鶏、加工肉など組み合わせは家庭次第だが、伝統的に3種~の肉を合わせた仕立ての味わい深い詰め物はソース要らず。とかしたバターに絡めるだけご馳走になる。
故郷:フリウリ・ヴェネツィア=ジューリア州
パプリカやスパイスの香りが印象的なハプスブルク家統治の面影を残す煮込みソース。基本の牛肉以外にも様々な肉で作られる。ここでは厳しい冬山の狩猟期ならではの鹿肉での仕立て。
右:鱒と香草のフリウリ風多くの湖沼や川の恩恵を活かした淡水魚の料理もよく食す地域。川鱒の優しい甘みと香草の香り、発酵乳の酸味の繊細なバランスがまさに現地さながらの味わい。
故郷:プーリア州
エリンギに似たプーリア特産の茸。ルーコラとトマトと共に短時間で仕上げるフレッシュな味わいのソースがベース。イタリア随一の野菜が豊富なこの土地の農民料理。
右:サルシッチャとチーマディラーパプーリア料理で最も知られているチーマディラーパのパスタ。ほろ苦い旨味と甘味が特徴な野菜にアンチョビとたっぷりのオリーブオイルで炒めるのが定番。
故郷:ヴェネト州
本来は復活祭前の四旬節、クリスマスイブなど肉を摂取しない静粛な期間に食す。素朴だが玉ねぎの甘味とアンチョビの塩気が生み出す旨味は絶妙な味わい。
右:鴨のラグー鴨、アヒルなどの飼育が盛んなヴェネト地方ならではのソース。肉のしっかりとした食感と地元のワインで煮込んだ濃厚な味わいはビーゴリの食感と渾然一体となった力強さ。
故郷:トレンティーノ・アルト=アディジェ州
このパスタの最も基本的な詰め物。リコッタとほうれん草の淡い甘みがいかにも山深い地域の素朴さをよく現している。個性的な料理が多い地域の中で比較的優しい立ち位置。
右:ジャガイモとスペックとちりめんキャベツ多彩な詰め物のバリエーションがあるが、必ずしもこうでなくてはならないというレシピではなく、この地域の家庭にはいつも必ずあるもので組み合われていて、いかにもこの地域、という味わい。
故郷:エミリア=ロマーニャ州
誰もが食べた経験があるソースには、現地の保護協会が定めたレシピがある。今回はそのレシピを再現したラグーソース。
右:マンマのトマト煮トマトを煮込む際に、冷蔵庫の中にある生ハムや野菜などを一緒に加えたソース。特に決まったレシピはなく、その日にある食材を使ったマンマの家庭料理。
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・アレルギー、苦手な食材がある場合につきまして、大変申し訳ございませんが抜くことはできません。
・アレルギーに関して、予め下記品目をご確認ください。また製造の際に意図しない混入(コンタミネーション)が生じる可能性がございますので、下記以外にもアレルギーがある方はカスタマーサポートまでお問合せください。
■特定原材料7品目:たまご、乳、小麦、蕎麦、落花生、エビ、カニ
■特定原材料に準ずるもの21品目:アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、 牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
・商品到着後は、すぐに開梱して商品の状態をご確認ください。
・お届けしお届けした商品内容が汚損・破損していた場合、または万一品質に問題がございました場合は交換させていただきますので、カスタマーサポートまで電話またはEメールにて商品到着後5日以内に速やかにご連絡ください。
・お客様都合による交換・返品は、商品が食料品という性質上お受けしかねます。また、開封済みの商品、賞味期限を超えたもの、受け取られた後の過失、汚損等によるものの返品・交換は承っておりません。予めご了承ください。