【2024下半期井手ベスト】クリヴェッリ|ルケ・ディ・カスタニョーレ・モンフェッラート 2022
CRIVELLI Ruch di Castagnole Monfferrato DOCG
6,380 円(税込)
一度は絶滅しかけた神秘的土着品種ルケ100%を使ったDOCG格付けワイン
標高240m、南南西向きの畑で、貝を多く含んだ石灰質と凝灰岩の白い土壌。9月中旬に手摘みで収穫したブドウを定温で12〜15日間アルコール発酵。ステンレスタンクにて4ヶ月間熟成。バラの華やかな香りに、ゼラニウムの葉や赤系ベリーなど。酸は大変キレイで、タンニンは細やか。余韻にカラメルのようなほろ苦い旨みが残ります。ルケの元組合長が造る最上級の神秘的土着品種。繊細な酸の雰囲気を楽しむ為にも、14-16 ℃と少し低い温度からスタートするのがオススメです。
カテゴリー | 赤ワイン , ピエモンテ州 , イタリアワイン土着品種研究会 , Crivelli(クリヴェッリ) , 北イタリア , イタリアワイン , 受講生おすすめワイン! , 月刊DOCG , 6,000円〜6,999円 , 営業井手の2024年下半期ベストワイン , |
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ブドウ品種 | ルケ100% |
ワイナリー | Crivelli |
容量/度数 | 750ml/14.5% |
おすすめ料理 | 鶏肉とパプリカの赤ワイン煮込み/海老とバジルのリゾット 香りの清涼感が特徴的なルケには、バジルやハーブを効かせた料理はいかがでしょう。また、鶏肉と野菜の煮込みなど軽めのお肉料理にも合います。 |
このワインのレビュー
元ルケ協会の会長が造る『究極の薔薇ワイン』は、香りの出かたが違います。
投稿者: 井手悠馬(Vino Hayashi 大阪営業所長)
おすすめレベル:★★★★★
一度絶滅しかけた神秘的品種です。
ルケを知り尽くした、元ルケ協会の会長が造る『究極の薔薇ワイン』は、香りの出かたが違います。咽せ返る程の香りを放ち、グラスの中を『薔薇やスミレ、ゼラニウムの花束』で一杯にします。
香りの強い若い赤ワインは、味わいに変な甘味やエグ味が出る事が多いので、3年くらい熟成させて味わいが落ち着くのを待ちます。
しかし、今回の2021年ヴィンテージは香りが段違いに出ています!なのに、甘味やエグ味を感じません。
完熟ブドウを使っている事が味と香りから分かります。温暖化の影響が恩恵として出る珍しい事例です。
『薔薇の香りが溢れるワイン』を大きなブルゴーニュグラスに注いで、ゆっくり楽しむのはソムリエをやっててよかったと思う瞬間の一つです。
ソムリエと「薔薇でしょう?」「薔薇ですね」と気持ち悪い会話をしてしまうくらい香りが溢れる素晴らしいワインです。
合わせる料理|〆鯖、秋刀魚の塩焼き、サバの塩焼き、サワラの塩焼き、鴨肉、豚肩ロース。