暑い気候の産地でもアルコール度数が高くなりすぎず、しっかりと酸を保持する貴重な品種。フレッシュな酸を活かした爽やかなワインをお届け!
イタリアワイン通信講座の専科コース
品種を知ることこそ
イタリアワインを知ること
11月にお届けする品種は「ベッローネ(スパークリングワイン1本と白ワイン1本)」です。
月額11,500円(税込12,650円)
※今お申し込みいただくと、11月からのお届けになります。
テーマ品種のワインと品種の特徴や歴史について掘り下げた資料を、毎月指定のご住所にお届けいたします。
お届けするワインはテーマ品種により1~4本。Vino Hayashi輸入ワインに加え、日本で流通している他輸入元のワインもセットにしてお届けいたします。
土着品種とは、一般的に、その土地で生まれ育った固有の遺伝子型をもつ品種のことを指します。2,000種を超えるとも言われているイタリアの土着品種。南北に長いイタリアの国土、海と山に囲まれた地形、多様な気候、全20州の国全土でワインが造られているという唯一無二の環境がその土着品種を育んできました。また、それぞれの地域がもつ複雑な長い歴史と独自の文化がマイナーで作付けの少ない土着品種を守り抜いてきました。それゆえ、イタリアワインは複雑でつかみどころがありません。しかしながら、まさにその「多様性」こそがイタリアワインの深遠なる魅力なのです。
お届けする内容
テーマ品種のワインサンプルを十数本集め、毎回「ワイン選定委員会」においてプロのテイスターたちがブラインドでテイスティング。その中から、厳選したワインをお届けいたします。
文化にも精通したワインジャーナリスト宮嶋 勲氏の書き下ろしコラムは必読!
また、シニアソムリエ若原美紀氏のテイスティングコメントと品種分析に加え、品種の歴史や特徴、栽培エリア、さらにはおすすめのペアリングがまとめられた充実の内容。
月額11,500円(税込12,650円)
暑い気候の産地でもアルコール度数が高くなりすぎず、しっかりと酸を保持する貴重な品種。フレッシュな酸を活かした爽やかなワインをお届け!
栽培の困難さゆえにフィロキセラ後に作付面積が減少したが、1980年前後から意欲的な生産者が単一品種醸造に取り組み、優れた赤ワインに変貌した、いま注目の品種!
現地カラブリアでも知られていないマイナー品種。しかし、この20年ほどは意欲的な生産者のお陰で一気に注目を浴びている品種を分析します!
イタリアでも1、2位を争う「癖の強い」レア品種。フレッシュなタイプと、遅摘みのしっかりした骨格タイプの2種類です。
この20年ほどで輝かしい復活を遂げ、あのナポリ王フェルディナンド4世が最も気に入った品種として地元で愛されている品種を解説!
フィロキセラの影響で、一度は絶滅寸前までに生産量が激減したが奇跡の復活を遂げた古代品種が登場!
絶滅危機から復活しブドウは、1999年に独自の白ワイン品種と証明され再評価。再び注目を集める興味深い品種を探求します。
ナポリ湾の島々で栽培される土着品種。地中海と火山の恵みを存分に味わえる、希少価値の高い白ブドウです!
雄大なドロミーティ山脈、ガルダ湖の風薫る秘境で育まれた幻の白ブドウ。希少な味わいは、天国へと誘うような爽やかで繊細なハーモニーを奏でます。
サルデーニャの隠れた宝石。繊細で軽やかな赤ワインは、あのピノ・ノワールを想起する土着品種!
古代ローマから愛され、現代に蘇った品種。爽やかで飲み飽きない味わいは、穏やかな古代ローマ人のような気品ある味わいに。
モンテプルチャーノの歴史と深いかかわりを持つプルニョーロ・ジェンティーレ。この地で何世紀も大切に育てられ、伝統的な製法で作られるワインをお届けします!
月額11,500円(税込12,650円)
※今お申し込みいただくと、11月からのお届けになります。
イタリアの土着品種は多様なので、生真面目な人は「どこから始めればいいか」と途方に暮れてしまいます。でも、実は体系的に取り組む必要などありません。それぞれの品種が独自の個性と魅力を持っているので、どこから始めてもいい。気に入った品種があれば、それをもっと深く掘り下げて飲んでみればよいのです。重要なのは様々な品種に触れてみて、自分の琴線に触れる品種を見つけること。偏見を持たずに多くの品種を試すことができる「土着品種研究会」はまさにイタリアワイン向けの企画といえます。
1983年~1989年までローマの新聞社に勤務。
2004年から10年間エスプレッソ・イタリアワインガイドの試飲スタッフ、ガンベロ・ロッソ・レストランガイド執筆スタッフを務める。
2013年グランディ・クリュ・ディタリア最優秀外国人ジャーナリスト賞受賞。
2014年“イタリアの星勲章”コンメンダトーレ章をイタリア大統領より授与。
世の中にはいろいろな個性の人がいて、本当に面白いなぁと思います。人の数だけ個性があり、人との付き合いには飽きることがありません。 2,000種以上あると言われるイタリアの土着品種、その個性はさまざまで、まるで人のよう。それぞれにじっくり向き合うことで、その個性がハッキリと見えてきます。 土着品種を理解すれば、イタリアワインがぐっと身近になるでしょう。 毎月テーマ品種のワインを十数本集め、選定委員がテイスティング。その分析結果とともに、ワインもお届けします。 みなさんも一緒にイタリア土着品種の研究をしませんか?
日本ソムリエ協会認定ソムリエ・エクセレンス。
第9回JETCUP イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクール優勝。
イタリア共和国駐日大使館公認イタリアワイン大使。
現在は丸ビル36階のイタリアン「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ」にてソムリエを務める。ワイン誌でのテイスターやライター、ワインスクールやセミナーでの講師、さらには声優・ナレーターとしても活動する東京大学農学部卒の異色ソムリエ。
月額11,500円(税込12,650円)
※今お申し込みいただくと、11月からのお届けになります。
今お申し込みいただくと10月号からのお届けとなります。