【2024下半期井手ベスト】ヴィート・ジョイア|テッレ・シチリアーネ ジビッボ “シロッコ” 2023
Vito Gioia Terre Siciliane IGP Zibibbo "SCIROCCO"
6,380 円(税込)
黄色い果実とオレンジのニュアンス
優しく落ち着いた印象のナチュラルな味わい
標高200mの丘陵地にある畑で、小石を多く含む砂・泥灰土の土壌。9月上旬に手摘みで収穫したブドウを短期間のマセレーション後、低温でアルコール発酵。その後約6ヶ月間シュールリー熟成。ステンレスタンクにて6〜12ヶ月熟成。黄桃や杏のコンポート、砂糖漬けにしたオレンジピール、レーズン、オレンジの花の香りに、ハーブやジンジャーといったスパーシーな要素も。口当たりは柔らかく、後半に感じられる優しいミネラル感や塩っぽさが心地よく、余韻には軽い苦みが感じられます。
カテゴリー | シチリア州 , 島部 , イタリアワイン , 白ワイン , イタリアワイン土着品種研究会 , 6,000円〜6,999円 , 待望の再入荷ワイン , 営業井手の2024年下半期ベストワイン , 営業井手の2024年ベストワイン , |
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ブドウ品種 | ジビッボ100% |
ワイナリー | Vito Gioia |
容量/度数 | 750ml/12.5% |
おすすめ料理 | 鰯のベッカフィーコ/白身魚の南蛮漬け |
このワインのレビュー
これワインなの?香水かと思った。
投稿者: 井手悠馬(Vino Hayashi 大阪営業所長)
おすすめレベル:★★★★★
高級マスカットで造る香水のようなワイン。
合わせる料理:松茸、ポルチーニ、甲殻類、焼き魚、唐墨等の魚卵系、地鶏、豚のスペアリブ、エスニック料理。
『この香りの香水があったら絶対買うな』と思いながら試飲で提案をしています。
ええ香り過ぎてお客さんも飲むのを忘れます。
『うっわ、メチャええ香り!』の後に『何やろ、何の香りやろ?』だいたいこの流れで、『ライチと柑橘とパイナップルに少しシナモンを足した香りです』で購入が決まります。
フレッシュフルーツの明るい『陽の香り』の中に、シナモンの暗い『陰の香り』が加わると神秘的な香りを醸します。
香りだけでも満足ですが、味わいも上品でライチや柑橘、パイナップルの果実味と清涼感溢れるハーブ感が口に広がります。
松茸の鼻口に抜ける檜や森の様な香りとワインの神秘的な香りが臭覚と味覚に重なると思考が一時的に停止します。
香りが香りと重なって上に上に昇華される至極のペアリングです!
焼きガニ、焼き海老、エスニック料理も香りと香りが重なり包まれる良いペアリングになります。
今年は香水の様な妖麗なワインでおせち料理を楽しむのも一興です。
グラスに注ぎ、色々な香りを探りながら味わうのもワインの醍醐味です!