
【2024下半期社長ベスト】ヴィンチェンツォ・ボッソッティ|テッレ・アルフィエーリ ネッビオーロ “モンピッローネ” 2021
Vincenzo Bossotti Terre Alfieri DOCG Nebbiolo "Mompillone"
8,580 円(税込)
繊細で美しいネッビオーロ
標高約360mで南向きの急勾配の畑、主に砂質と粘土を多く含むローム質の土壌。10月初旬に手摘みで収穫したブドウを破砕後セレクト酵母を用いて26℃で8〜10日間発酵。ステンレスタンクで8ヶ月間、その後ミディアムトーストした古樽のバリックで12ヶ月間熟成。グラスに注ぐとバラやクチナシ、ゼラニウムといった花の香り、更にはスピリッツ漬けのチェリー、黒コショウやカンゾウ、シナモン、バニラ、タバコ、紅茶など、複雑な香りが広がります。味わいにも赤系果実や赤い大きな花のニュアンスが生き生きと感じられます。シルキーな舌触りのタンニンもしっかりとあり、ネッビオーロらしい威厳を持ちつつエレガントな印象に纏まっています。酸と果実味のバランスも良く、醸造の丁寧さが伝わる美しい仕上がりです。ロールキャベツのような優しい味わいの煮込み料理にもお勧めです。
カテゴリー | ピエモンテ州 , 北イタリア , イタリアワイン , 月刊DOCG , 赤ワイン , 社長ハヤシの2024年下半期ベスト5 , 8,000円~8,999円 , 社長ハヤシの2024年ベストワイン , Italiagrismo(イタリアグリズモ) , |
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ブドウ品種 | ネッビオーロ100% |
ワイナリー | Vincenzo Bossotti |
容量/度数 | 750ml/14.5% |
おすすめ料理 | キノコのパスタ/牛肉のしゃぶしゃぶ |
このワインのレビュー
バローロ・バルバレスコよりも好き
投稿者: 林 功二(Vino Hayashi 代表)
おすすめレベル:★★★★★
「とてもセンスが良い!」と感じる生産者に出会うのは、年に一度あるかないかです。
月刊DOCGの企画でピエモンテ州のテッレ・アルフィエーリのワインを探していました。
2020年に新たにDOCGに加わった産地で、この銘柄を初めて意識して飲んだのはお届けワイン選定会のときでした。
ピエモンテはバローロ、バルバレスコを筆頭に名だたる銘柄がひしめく産地。
テッレ・アルフィエーリでも主にネッビオーロやバルベーラ、アルネイスが作られ、とりたて注目すべき個性がないような印象を持っていました。
が、出会ってしまいました。超自分好みのネッビオーロに。個人的にはバローロ、バルバレスコより好きです。
先月の突撃ブラインド企画でも恥ずかしくらいベタ褒めしてしまいました。
控えめでキレイなワインがお好きな方はぜひご賞味ください。