フェデリコ・クルタス|シチリア ネロ・ダーヴォラ “アナンケ” 2021
Federico Curtaz Sicilia DOC Nero d'Avola "Ananke"
8,580 円(税込)
常識を覆す超エレガンス
ネロ・ダーヴォラ
エトナ周辺より離れ、シラクーサへ向かい更に南の、ノートという海にほど近い地域の2つの畑。土壌は地中海の堆積土壌に由来した粘土質石灰岩。ブドウは手摘みで収穫後、厳選した酵母により25度で10日間発酵。ステンレスタンクにてマロラクティック発酵・熟成。収穫後の夏に瓶詰め(約12ヶ月間)。ネロ・ダーヴォラとは思えないほど、甘みが抑えられたエレガントな味わい。ハーブっぽさも感じます。アナンケとはギリシャ神話に登場する女神の名前で「運命」「必然」を表しています。
カテゴリー | シチリア州 , 島部 , イタリアワイン , 赤ワイン , Italiagrismo(イタリアグリズモ) , 8,000円~8,999円 , |
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ブドウ品種 | ネロ・ダーヴォラ100% |
ワイナリー | Federico Curtaz |
容量/度数 | 750ml/14.0% |
おすすめ料理 | ベッカフィーコ/カチャトーラ |
このワインのレビュー
酸がこんなにキレイに乗っていて、余韻も長くてエレガントなネロ・ダーヴォラは飲んだことがありません
投稿者: 川嶋はづき(Vino Hayashiスタッフ)
おすすめレベル:★★★★★
これはもう、騙されたと思って飲んでみてください。
イタリアグリズモの5月号でお届けしたこちら。
昨年取材時「あー、ネロ・ダーヴォラか」と気を抜いて口に入れた瞬間、思いっきり面食らったので、その思いを共有したいのです。
酸がこんなにキレイに乗っていて、余韻も長くてエレガントなネロ・ダーヴォラは飲んだことがありません。
それもそのはず、醸造家のフェデリコ・クルタスさんは元々ヴァッレ・ダオスタ、がっちり北イタリアの出身。
さらにお母さんがピエモンテの人なのでバルベーラのあの強い酸が舌のスタンダードを作っているのです。
そう思って飲むと、人に歴史あり、ワインに人ありなのだなとしみじみ思うのです。
このハッとするような酸、蒸し暑さを吹き飛ばしてくれることうけあいです。
ぜひお試しになって、感想お寄せください。