セコンド・マルコ|ヴァルポリチェッラ クラッシコ 2018
Secondo Marco Vlapolicella DOC Classico
4,840 円(税込)
ヴァルポリチェッラ地域の中心地で造られたエレガント系ヴァルポリチェッラ
ヴァルポリチェッラの中心地フマーネにある標高150mの畑で、粘土石灰質の土壌。手積みで収穫したブドウを約2週間、果皮と共に低温で発酵。セメントタンクで12ヶ月間、5,000Lのスラヴォニアン・オークの大樽で6ヶ月間熟成。更に瓶内にて9ヶ月間熟成。色は明るめのルビー色。赤系ベリー中心の香り。バレリーナが舞う可憐なエチケットの如く、キレイな酸味が心地よい大変エレガントな仕上がりです。
カテゴリー | 赤ワイン , ヴェネト州 , 4,000円〜4,999円 , イタリアワイン通信講座 , 北イタリア , イタリアワイン , Secondo Marco(セコンド・マルコ) , ソムリエ坂本さんおすすめワイン , 高評価レビューワイン , |
---|---|
ブドウ品種 | コルヴィーナ50%、コルヴィノーネ40%、ロンディネッラ5%、モリナーラ5% |
ワイナリー | Secondo Marco |
容量/度数 | 750ml/13.0% |
おすすめ料理 | ホワイトラグーのタリアテッレ/牛蒡と牛すじ煮込み |
このワインのレビュー
バレリーナのようにエレガント
投稿者: ソムリエ坂本(四谷三丁目/ワイン食堂ルシェッロ)
おすすめレベル:★★★★★
私は基本的に綺麗なワインが好きです。
「重いワインちょうだい」というオーダーが苦手であり食事にフィットするバランスの取れたワインを好みます。
モンテプルチアーノよりはネッビオーロ。
そんな私のイチオシはなんですか?と聞かれたらこれ、ヴァルポリチェッラ。
勿論ヴァルポリチェッラなら何でも良いというような尻軽ではなく、蛇のように厳しい審査を潜り抜けたものでないといけないんですが、そんな蛇男が「これは素晴らしいニョロ…」と唸ったワインです。
「淡く透き通り綺麗なワイン」に該当する品種はイタリアに限定してもいくつか浮かぶのですが、ヴァルポリチェッラにおいて際立った特徴としては腐葉土的な複雑な香りとチャーミングさ。
非常に繊細な酸と果実味のバランス。
バレリーナのように繊細でエレガント。
群馬のど真ん中の田舎生まれの私ですら「可憐だ…」とつぶやいてしまいます。
が、難しい点が一つ。
開けたては振り向かないことがあります。
そんな時は慌てず、このエチケットに描かれるソリストの準備が整うのを2~3日待ってみてください。
ちなみに繊細なのに抜栓からの持ちは割と良いので1~2週間楽しめますよ。