【井手2023年ベスト】ピエトロ・カチョルニャ|トスカーナ ロッソ “アルベライア” 2021
Pietro Caciorgna Toscana IGT Rosso "Alberaia"
5,720 円(税込)
名醸造家が造る、ピーチのニュアンスを持つ華やかなトスカーナワイン
標高270m、南南東向きの畑で、マグネシウムが豊富な砂礫質土壌。10月初旬に手摘みで収穫したブドウを28℃でマロラクティック発酵。その後フランス産バリック(旧樽)で14ヶ月間熟成。ピエトロ・カチョルニャの特徴である、ピーチのニュアンスを持った華やかな香りが特徴的。ハーブやスパイスの香りも感じます。口当たりは非常に滑らか。タンニン、酸味もやさしく飲み飽きない。
カテゴリー | 赤ワイン , トスカーナ州 , 中部・南イタリア , イタリアワイン , Pietro Caciorgna(ピエトロ・カチョルニャ) , 営業井手の2024年(上半期)ベストワイン , 5,000円〜5,999円 , |
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ブドウ品種 | サンジョヴェーゼ100% |
ワイナリー | Pietro Caciorgna |
容量/度数 | 750ml/14.0% |
おすすめ料理 | ビーフストロガノフ/オリーブのブルスケッタ |
このワインのレビュー
ソムリエが渾身のドヤ顔で注ぐワイン。
投稿者: 井手悠馬(Vino Hayashi 大阪営業所長)
おすすめレベル:★★★★★
VinoHayashiのワインの中でも、白ワイン人気No. 1のリッキのガルダ シャルドネ “メリディアーノ”と双璧をなす赤ワインは?と問われると『ピエトロ・カチョルニャのトスカーナ ロッソ “アルベライア”』と私は答えます。
そんな美味しい人気ワインが上半期ベストワインに何故紹介されなかったのか?
生産本数が少なく、日本への割り当てが少ないためです。
1年中オンリストするレストランも多く、営業に支障が出ることを懸念して、紹介したくなかった事が大きな理由です。
今回2019年ビンテージは去年より多く入荷しました!
少し割り当てが増えました!
やっと書く事ができます。
アルベライアはサンジョヴェーゼ100%で造るトスカーナ州のワインです。
ソムリエに支持される大きな理由は、サンジョヴェーゼの常識を壊す事です。
いや、赤ワインの常識を壊すと言っても過言ではないかもしれません。
赤ワインは大きく2種類に分ける事が出来ます。
ピノ・ノワールやネッビオーロを代表とする『酸味と香りと旨味を楽しむ』赤果実系ワイン。
メルローやカベルネ、プリミティーヴォを代表とする『強い果実味を楽しむ』黒果実系ワイン。
ピエトロ・カチョルニャ氏が造るワインはそのどちらにも属さないワインです。
甘い桃の香り、優しい酸味、ジュシーな桃の果実味、甘いタンニン。
桃の香りと桃の果実味の表現は、通常白ワインで使う表現です。
「赤ワインから桃の香りがする!柔らかくてジューシーなサンジョヴェーゼは初めて出会いました!」と経験の多いソムリエを虜にします。
独特の味わいはペアリングするジャンルも多く、牛肉、豚肉、鴨、ウニ、海老、蟹、いか、タコ、桃と一緒に食べて美味しい予感のする食材は何でも合います。
特にウニや大きめの海老は感動します!
赤ワイン1本で全ての料理に寄り添う事が出来る珍しい香りと味のワイン。
ソムリエが渾身のドヤ顔で注ぎたいワインです。